住宅ストック循環支援事業の補助金申請は平成29年9月7日で終了しました。
住宅ストック循環支援事業について
住宅ストック循環支援事業とは、若者の住居費負担の軽減、良質な住宅ストックの形成及び既存住宅流通・リフォーム市場の拡大を図るため、インスペクションを実施し、既存住宅売買瑕疵保険に加入する既存住宅の取得や、耐震性が確保されたエコリフォーム、一定の省エネ性能を有する住宅への取り組みに対して、国がその費用の一部を補助する制度です。
エコリフォームによる補助金還元の条件
✅自ら居住する住宅をアートビルト(施工者)に工事発注し実施する場合
✅工事発注する住宅が昭和56年6月1日以降に建築されている場合
✅必須工事の補助金の合計が5万円以上となる場合
※上記の条件を全て満たしてる場合、エコリフォームによる補助金還元の対象となります。
対象工事期間
平成28年11月1日~平成29年12月31日(予定)
※予算額に達した場合は期限前でも補助金交付は終了となります。
補助金交付申請期間
平成29年1月18日(予定)~平成29年6月30日(予定)
エコリフォーム要件
以下の要件を満たすリフォーム工事などが、住宅ストック循環支援事業の対象となります。今回の住宅ストック循環支援事業には「自ら居住する住宅のリフォームであること」「エコリフォーム後の住宅が耐震性を有すること」という要件が有りますので、耐震性を有しない住宅はエコリフォームと同時に耐震補強工事をしなければエコリフォーム補助金がもらえないということになります。
※『耐震性を有する』とは、新耐震基準(昭和56年6月1日に施工された建築基準法施工令第3章および第5章の4に規定する基準をいう。)に適合、又は、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める基準」(平成18年国土交通省告示185号)に適合してるものを表す。
エコリフォーム必須工事
開口部の断熱リフォーム
補助金合計が5万円以上が条件
1 ガラス交換
単板ガラスをアタッチメント付き複層ガラスに取替える。
大 8,000円 1.4㎡以上
中 5,000円 0.8㎡以上1.4㎡未満
小 3,000円 0.1㎡以上0.8㎡未満
2 内窓設置
既存窓の室内側に樹脂内窓を追加取付して「二重窓」にする。
大 20,000円 2.8㎡以上
中 14,000円 1.6㎡以上2.8㎡未満
小 8,000円 0.2㎡以上1.6㎡未満
3 外窓交換
古いサッシを枠ごと取外し、新しい断熱窓を取付ける。
大 20,000円 2.8㎡以上
中 14,000円 1.6㎡以上2.8㎡未満
小 8,000円 0.2㎡以上1.6㎡未満
4 ドア・引戸交換
古いドア・引戸を新しいドア・引戸に交換
大 25,000円 開戸1.8㎡以上・引戸3.0㎡以上
中 —
小 20,000円 開戸1.0㎡以上1.8㎡未満・引戸1.0㎡以上3.0㎡未満
上記とあわせてリフォームすれば、さらに補助額加算!
バリアフリーリフォーム
出入口幅拡張 30,000円
手すりの設置 6,000円
段差解消 6,000円
※同内容の工事を複数行っても補助金は加算されません。
耐震性を有してるか確認するには…
1 建築確認がなされた日付が昭和56年6月1日以降の建築確認済証等
2 表記登記がなされた日付が昭和58年4月1日以降である登記事項証明書(建物の謄本)
3 建築士が耐震性を有することを確認した所得税等の証明書または、本制度独自の証明書
このいずれかの書面によって耐震性を有することを確認します。